レイバーネットTVの記念すべき200号は、14年目のたたかいを続けている「JAL争議団」がゲストです。5月15日(水)に放送します。ご期待ください。
・放送日 2024年5月15日(水)19:30〜21:00(拡大放送)
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/200/
<YouTube配信サイト> https://youtube.com/live/tsTPRUdUFzw?feature=share
・配信場所 郵政共同センター特設スタジオ(東京・末広町)
<テーマ 日本の空は大丈夫か?−羽田衝突事故とJAL解雇争議>
ことし1月2日に起きた「羽田衝突事故」は衝撃的でした。海保機の5人は亡くなりましたが、JAL機は衝突後に激しい火災を起こしたものの、乗務員の誘導により搭乗者全員379人が脱出しました。「羽田の奇跡」とも言われました。
では衝突事故の本当の原因・問題点は何だったのでしょうか? 「羽田の奇跡」を実現できたのはなぜだったのでしょうか? 番組では、元機長の山口宏弥さんと元客室乗務員の宝地戸百合子さんが、「羽田衝突事故」について現場の眼から迫ります。また、国交省の航空行政をウォッチしてきた黒鉄好さんが、事故の背景を語ります。
今回の「羽田衝突事故」は氷山の一角と言われています。以前から日本の空は、米軍や自衛隊がわがもの顔で飛び回っていましたが、近年では「民間空港の軍事利用」など軍事色がいっそう強まっています。2020年からは羽田新飛行ルートが始まりましたが、山口さんは「航空事故のほとんどは離着陸の11分間に起きていて、魔の11分と言われている。その時間帯がすっぽり都心に入っている。とても危ない」と警告しています。
ベテラン乗務員のお二人は組合活動家で、安全よりも利潤を優先するJAL経営にしっかりものを言ってきました。チェック機能を果たしてきたのです。だからこそ嫌われ、2010年の「JAL165人整理解雇」でクビを切られました。この長期争議では、一部メンバーが2022年に闘争終結をしましたが、納得いかない33名がJAL 被解雇者労働組合(JHU)に結集して、14年目のたたかいに挑んでいます。公共交通はどうあるべきなのか? そして労働組合の役割はどこにあるのか? 一緒に考えてみませんか。
今号は記念すべき200号放送です。番組の冒頭で10分のダイジェスト映像を流します。お見逃しなく。
・出演 山口宏弥さん(元機長・JAL被解雇者労働組合委員長)
宝地戸百合子さん(元客室乗務員・JAL被解雇者労働組合副委員長)
黒鉄好さん(司会/安全問題研究会)
・200号記念映像(解説/堀切さとみさん)
*ジョニーと乱の5ミニッツあり
■ギャラリーは5名限定(要申込み)。ツイッターコメント歓迎。ハッシュタグは#labornettv。
お問い合わせ=labornetjp@nifty.com 070-5545-8662