2025年3月12日(水)19.30−20.40 第211号放送
・放送日 2025年3月12日(木)19:30~20:40(70分放送)
・配信場所 スペースたんぽぽ(東京・水道橋西口3分)
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
テーマ 「あれから14年 原発避難者の苦しみとフクシマの現実」
福島第一原発事故から14年がたったが、緊急事態宣言は続いたまま。今も放射線管理区域の基準を超えたままの地域は多い。しかし国は次々と避難指示を解除し、原発周辺地帯に住民を住まわせている。
この2月東京高裁で、ある裁判の控訴審が行われた。被告は、東京都の国家公務員住宅に、家族4人で避難していた鴨下祐也さん。いわき市にある自宅の放射能汚染は依然として4万ベクレル/㎡を上回る危険な状態だ。しかし国と福島県は、区域外避難者への住宅提供を打ち切り、避難住宅で避難を続ける鴨下さんを、なぜか東京都を使って提訴させたのだ。
被害者に損害賠償請求するという異常な裁判の中で、鴨下さんは「被ばくを回避する手段を、これ以上奪わないでください」と訴えている。家を追い出し、訴訟まで起こして、どこまで避難者を苦しめれば気が済むのだろうか。
レイバーネットTVでは鴨下さん親子と、原発周辺の放射能測定を続けるカメラマン・飛田晋秀さんをゲストに、原発避難者が背負わされたものと、マスコミが伝えない福島の現実を伝えていきたい。
・ゲスト
鴨下美和さん(いわき市から東京都への避難者/福島原発被害東京訴訟原告団)
鴨下全生さん(大学生)
飛田晋秀さん(社会人カメラマン)
・司会 堀切さとみ
*ジョニーと乱の5ミニッツあり
*今回は、脱原発運動の拠点「たんぽぽ舎」の新スペースからの放送です。ぜひ直接、見に来てください。ギャラリー参加費 500円です。お問合せ labornetjp@nifty.com