2024年10月9日(水)19.30〜20.40 放送 *アーカイブがのこります

●レイバーネットTV・第206号放送
 みんなでつくる!みんなで変える!レイバーネットTV
   ーアクティブ、ラジカル、現場からー
・放送日 2024年10月9日(水)19:30~20:40(70分放送)
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/206/
  (YouTube配信 https://youtube.com/live/KkTGLPBDwm8?feature=share)
・配信場所 郵政共同センター特設スタジオ

●テーマ=郵政職場に蔓延する「過労死・自死・パワハラ」〜郵便局員過労死家族会は訴える
 私たちの生活に身近な郵便局には、約40万人が働いているが、ここでとんでもない事態が進行している。「郵便局員過労死家族会」は、9月19日の発足記者会見でその実態を明らかにした。2001年から2024年の間に、会が把握しているだけで突然死・自死の記録が25件もあった。局舎より飛び降り自死(さいたま新都心)、長時間労働で自宅で死亡(越谷)、パワハラによる自死(奈良西)、軽微な交通事故に対する恫喝直後に局内で首つり(大阪西)、深夜勤非正規社員突然死(新東京)等々。
 そんな異常な郵政職場をなんとかしたいという思いで、会は発足した。代表は、過労死遺族の小川明美さん。夫の小林孝司さんは民営化のモデル局「さいたま新都心郵便局」に勤めていたが、過重なノルマとパワハラが横行していた。些細なミスがあれば、朝礼で多くの職員に囲まれ、「お立ち台」でつるし上げられる。そんな職場の中で、孝司さんは2010年12月、自死に追いこまれた。
 いま、バス業界をはじめ日本のあらゆる職場でパワハラが広がっているが、日本最大の公共事業「日本郵政」の出来事と無縁ではないだろう。レイバーネットTVでは、2017年5月の放送でも「民営化10年~ブラック大企業か? 日本郵政の実態」と題して、この問題を取り上げた。それから7年経過したが、はたして「ブラック大企業」はどうなっているのか? 郵政民営化の検証を含めて番組では迫りたい。
・出演 倉林浩(郵便局員過労死家族会事務局長/郵政ユニオン)
    小川明美(同会代表・さいたま新都心郵便局自死事件遺族)
    青龍美和子(さいたま自死事件担当弁護士)
・進行 大場ひろみ(レイバーネットTVスタッフ)
*休憩タイム「ジョニーと乱の5ミニッツ」あり
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