レイバーネットTVでは、「ウカマウ集団」の映画を取り上げます。
日本に初めて「ウカマウ」を紹介した太田昌国さんがゲストです。ぜひご覧ください。
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●レイバーネットTV 第214号放送
みんなでつくる!みんなで変える!
ーアクティブ、ラジカル、現場からー
・放送日 2025年4月23日(水)19:30~20:50(80分放送)
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/214/
(YouTube配信 https://youtube.com/live/yBxJUT0SXiY)
・配信場所 郵政共同センター(東京・末広町)
https://labornetjp.jimdofree.com/map
●メイン企画(50分)
生きていく逞しさ! ボリビアの映画集団「ウカマウ」の衝撃
<ウカマウ集団60年の軌跡 ボリビア独立200周年、日本との協働50周年記念 4/26から
東京で特集上映>
ウカマウ集団はボリビア社会で生きる先住民を主体にした映画を作ろうと集まった映画
者の集団である。1962年に短編『革命』を製作。66年の『ウカマウ』がカンヌ映画祭で賞
を取るなど成功を収めると集団制作による方法を追求する。スタッフは白人とメスティー
ソ(先住民と白人の混血)、監督は白人のホルへ・サンヒネスが務めたが、映画自体は先
住民を取り巻く現実を実際に先住民から聞き取りをして撮った。出演者も農民や鉱山労働
者の先住民が、彼等の母語であるケチュア語やアイマラ語のセリフを使用した。ボリビア
は、1970年代は米国の支援を受けた軍事政権下にあり、監督らは亡命先の国々で映画を撮
り続けた。80年代初頭には民主化が始まり、再び国内での製作活動を始めた。時勢に翻弄
されながら生きていく逞しさなど先住民目線の映画を撮り続けている。
太田昌国さんは1975年にエクアドルで行われた『コンドルの血』の上映会をきっかけに
、監督ホルへ・サンヒネスとプロデューサーのベアトリス・パラシオスと出会い、以来日
本での自主上映、共同製作などを通して彼等と密接に協働してきた。今回のTVでは動画を
含めて、製作秘話や上映会の意義とボリビアの現状など、太田さんならではの話を聞きた
い。
・出演者 太田昌国(編集者/民族問題研究家)
・聞き手 根岸恵子(レイバーネットTVスタッフ)
*「ウカマウ」はボリビア先住民族の言葉で、あえて訳すと「そんなふうなことだ」とな
る。
●サブ企画「ザ争議・大西学園用務員事件」(15分/メインの前に放送)
学校法人大西学園(神奈川県川崎市)で10年以上住み込みで働いている用務員2人が、
同法人に対し未払いの賃金を請求したところ、用務員室からの立ち退きを求められた。2
人は住まいを奪うな!と3月31日に、裁判に立ち上がった。出演は、当該用務員とプレカ
リアートユニオン、進行は土屋トカチ。
〔休憩タイム〕ジョニーと乱の5ミニッツあり
→お問合せ labornetjp@nifty.com
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