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フランスは、1960~96年、当時植民地だったアルジェリアのサハラ砂漠と、南太平洋のフランス領ポリネシア(先住民は「マオヒ・ヌイ」と呼んでいる)で計210回の核実験を行いました。
フランス政府は「フランスの核実験はクリーン」と宣伝する一方、「国防機密」を盾に核実験について、実験に携わった退役軍人や実験後に放射能汚染の残る核実験場で働いた現地の労働者が語ることを禁じ、その被害を否定してきました。
しかし、グリーン・ピースなどの国際環境NGOの活動や、チェルノブイリ原発事故もひとつの契機となって、放射能の危険性に気付いた被害者たちが、少しずつ事実を明らかにし、粘り強い運動を展開して2010年「フランス核実験被害者補償法(モラン法)」が制定されました。
そして、被ばくと健康被害の間の「因果関係の証明」をめぐる攻防は今も続いています。
マオヒ・ヌイでは、2001年に、プロテスタント教会の協力の下、核実験被害者と支援者のNGO「ムルロア・エ・タトゥ」(ムルロアと私たち)が設立され、フランス本国の退役軍人、アルジェリアの核実験被害者とも連帯しながら、被害者の補償を求める運動が取り組まれてきました。
また、核実験被害を国内外に知らせ、若い世代にも語り継ぎ、植民地支配の下で「核によって奪われた人権を取り戻す」活動も取り組まれています。
この度、「ムルロア・エ・タトゥ」代表のテバエアライ・プアライさんが、被爆81年原水禁世界大会に招聘され、広島・長崎大会に参加します。
そして帰国前日に大阪で、「救援関西」主催の講演・交流集会を開催できることになりました。
プアライさんは、モーレア島出身、2019年から代表を務め、若い世代のリーダーとして、現地で人々に仏核実験被害を知らせる取り組みを担っています。
また、国際的にも国連総会や核実験禁止条約(TPNW)締約国会議で、仏核実験被害者の声を世界に発信し被害者・被害コミュニティの「真実と正義」を求める訴えを行っています。
講演・交流集会では、仏核実験被害者の訴え、実情や活動、補償法をめぐる動き等、そして初めて広島・長崎を訪問した感想などもお聞きし、皆さんと語り合いたいと思います。
なお、フランスのエネルギー経済・核政策の専門家の真下俊樹さんが、通訳と解説をしてくださいます。
ぜひ、ご参加ください!
南太平洋から核実験ヒナクシャの訴え
日 時:2026年8月10日(月)午後1:30~4:00
場 所:大阪市総合生涯学習センター(第1研修室)
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500
大阪駅前第2ビル5階
JR東西線「北新地駅」東出口徒歩1分
地下鉄谷町線「東梅田駅」南改札徒歩5分
地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」南改札徒歩3分
アクセス→https://x.gd/WDslZ
地図→https://x.gd/oC53u
資料代:800円、学生・障がい者400円
主 催:チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西
問合せ:
072-253-4644(いのまた)
cherno-kansai@titan.ocn.ne.jp

