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10月10日は、世界死刑廃止デーです。
2026年の死刑廃止デーマは「命のための物語」(Stories for Life)です。
ハンセン病を理由とした、憲法違反の「特別法廷」で言い渡された死刑判決が確定し、1962年に死刑が執行された菊池事件では、命の尊厳が、何重にも踏みにじられました。
現在、第4次再審請求の即時抗告審が福岡高裁に係属中の菊池事件について、長年、ハンセン病問題に取り組んでいる法学者からお話を伺います。
菊池事件は、1952年に熊本県現菊池市で村役場の衛生課職員が殺害された事件で、同職員によってハンセン病であると告発されたFさんが犯人だと疑われた。
Fさんの裁判は、すべてハンセン病施設内等で開かれた「特別法廷」において、事実上非公開で行われた。
Fさんは閉ざされた法廷で死刑判決を言い渡され、1962年、第3次再審請求が棄却された翌日に死刑執行された。
最高裁判所が2016年4月に公表した調査報告書では、ハンセン病を理由とする特別法廷における審理は差別だとして、憲法14条違反であるという見解を示した。
また、菊池事件の国賠訴訟判決において、熊本地裁は、特別法廷の設置は憲法14条違反であるほか、Fさんの人格を侵害する憲法13条違反であり、また裁判の公開原則に反する憲法37条1項および82条1項違反の疑いがある旨判示している。
Fさんは、憲法違反の特別法廷によって裁かれ、死刑執行され、命の尊厳を何重にも踏みにじられた。
2021年4月、Fさんの遺族を請求人として第4次再審請求が行われ、今年1月28日、熊本地裁は棄却決定を下した。
現在、福岡高裁に係属中である。
CrimeInfoは世界死刑廃止デー企画として、長年ハンセン病問題に取り組んできた法学者の内田博文氏による講演会を行う。
世界死刑廃止デー企画「菊池事件の再審請求について」
日 時:2026年10月30日(金)14時~16時
会 場:国立ハンセン病資料館 映像ホール
〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
JR武蔵野線「新秋津駅」から徒歩約20分
西武池袋線「秋津駅」から徒歩約20分
西武バス:
・JR武蔵野線「新秋津駅」発「久米川駅北口行き 全生園前」
(所要時間 約20分)
・西武池袋線「清瀬駅」南口発「久米川駅北口行き ハンセン病資料館」
(所要時間 約10分)
・西武新宿線「久米川駅」北口発「清瀬駅南口行き ハンセン病資料館」
(所要時間 約20分)
アクセス→https://x.gd/dj8ZL
地図→https://x.gd/Sg2f5
講 師:内田博文さん(九州大学名誉教授)
内田博文氏は、『基礎から学ぶ、ハンセン病問題-教訓を 〝希望ある未来〟 に生かすために』(現代人文社 https://x.gd/uLGf5)を2025年2月に出版している。
本書は、我が国におけるハンセン病問題の歴史を網羅的に記述し、どのようにハンセン病問題が生まれたか、そして今、われわれがどのようにハンセン病問題を見つめ、教訓とするべきかを指南する。
参加費:無料
定 員:先着50名
主 催:特定非営利活動法人CrimeInfo
※要参加申込み
締切:10⽉28⽇(⽔)17時まで
申込みフォーム→https://x.gd/iTdzl

