コモディ守って地域も守れ!

 <大場ひろみ>
 何度も報じている通り、既に2棟のタワマンが完成しているクロスポイント地区はアーケードも撤去されているため、風の強い日は危険なので通るのを避けるほどだという。心配されていた通り、商店街の賑わいにも支障が出ている。既に退去した空き店舗も目についた。都道補助26号線を通す予定の土地は無駄に整備されて町の景色に穴を空けている。(写真下)

 汗ばむ陽気の4月19日日曜日、板橋区ハッピーロード大山商店街で、何と7回目にもなる「アーケード解体反対!再開発反対!」デモが開催された。
 さらにタワマン2棟を建てるために、今年6月までに退去してくれと揺さぶりをかけられていたピッコロ地区を巡っては、今のところ様々な思惑の元、足踏みが続いている状態という。

 出発前の挨拶で、反対運動の前面に立つコモディイイダの飯田武男社長(写真左)は、クロスポイント地区のタワマンにマルエツが入ったが、イイダの売り上げは前年比120%に伸びており、地域住民のイイダを守ろうという後押しがあってこそだという。住民の声では、タワマンの住人もイイダで買い物をしているという指摘があった。

 今回コースは大分縮小されて、コモディイイダ大山店前から大山公園までと短かったが、参加者の意気は相変わらず高く、出発に先立ち、今回は「エイエイオー!」と威勢よく気勢を上げた。

 デモの終了後の挨拶で「大山問題を考える会」の栗原登喜雄さんは、先日行った「コモディイイダが撤退したら困る!!コモディイイダを守ろう!!」という署名活動に触れ、今のところ1800筆集まっていると報告。「暮らしにデモクラシーを!板橋ネットワーク」の和田悠さんは署名活動について、「コモディは一企業だが地域の社会的インフラでもある。社員のものでもあるし、地域住民のものでもある」と、イイダとタッグを組む重要性を訴えた。

 大山のタワマン再開発反対運動は住民運動であり、その一参加者としてのコモディイイダではあるが、弱い住民を強制的に立ち退かせようとする勢力に対しては、イイダを守ることが対抗していく上での現在の中心になる。地域に愛される企業は社会的共通資本でもある。タワマンを無理強いする企業に、金儲けでなく、人が人として暮らしていくための基盤として再開発に臨むよう期待するのは無理なのか。大都市を背景に踊り狂う大資本不動産会社の宣伝がうらめしい。

*署名はオンラインでも出来ます。こちらへ  https://oyama-mondai.com/famou/