イベント詳細

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投稿者:小島保雄


9月27日 資本論を読む会(世田谷)のご案内

◆英語版の翻訳『資本論』(当会主宰の宮崎氏訳)をテキストにした輪読会です(もち
ろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
 第一篇「商品と貨幣」の第二章「交換」=宮崎氏訳(全集版は「交換過程」)の検討
に入りました。
 第1章「商品」では、「商品の二要因(価値と使用価値)」、「商品に表わされる労
働の二重性(使用価値を生む労働と価値を生む労働)、価値の実体が抽象的人間労働で
あること、「価値形態または交換価値」では価値がいかに表現されるかということ、そ
して「商品の物神的性格とその秘密」で人間の労働がなぜ価値という形態をとるのか、
その意味はといったことを、それぞれの側面から見てきました。
 第2章「交換」は「商品は自分で「市場に行くことはできない、また自分の勘定で交
換をすることもできない」(宮崎氏訳)との文章で始まります。「商品所有者」「商品
の私的所有者」が登場し、「全ての商品は、それらの所有者にとっては使用価値がない
、使用価値は所有者以外のためのものである」したがって「持ち手が変わらなければな
らない」(同前)のであり、この「持ち手の取り替えが、「交換」であるとマルクスは
規定します。「商品の交換が商品を互いに関係させ、商品を価値として実現するのであ
る。それゆえ、商品は、使用価値として実現されうる前に価値として実現されなければ
ならない」「他方では、商品は、自分を価値として実現しうるまえに、自分を使用価値
として実証しなければならない」(全集版原P100-101)というように「交換」に内在す
る相互の矛盾が語られています。この「価値として実現」と「使用価値として実証」と
いう相互矛盾の理解ではー『資本論』の叙述とヘーゲル哲学との関係について、本論(
交換に内在する相互矛盾について)からズレた議論が交わされてしまいましたがー、本
論の方は引き続き検討していくことに。

◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見交換して
います(多々脱線あり)。現代世界は依然として「第三次世界大戦」への危険な動きを
止めるどころか、これまでの民主主義的制度すら破壊しかねない動きが顕在化していま
す。その一方で、「社会主義的政治」に期待を寄せる勢力の台頭も喧伝されています。
当会ではこうし た現代的課題も意見交換がなされています。資本主義への批判者はも
とより、資本主義には賛成だが、今の「優勝劣敗」の制度は改革が必要、という方も参
加なさっています。
 テキスト(英語版宮崎氏訳)は英文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加く
ださい。共に学び語り合いましょう。また、メーリングリストへの登録により、Zoom 
の参加も可能です。

          記

◆日時
第213回  2026年 9月 27日(日) 午後6時半より9時まで。

 第一篇「商品と貨幣」引き続き 第二章「交換過程」を検討します。
 ★会場は 『世田谷区立男女共同参画センター・ラプラス』(世田谷区太子堂1-1
2-40グレート王寿ビル3~5F)
  東急田園都市線 三軒茶屋駅下車 昭和女子大正門右横。
  会費・入会金は無料ですが、1~200円以下でのカンパをお願いしています
  第214回(10/18)、第215回(11/1)、第216回(11/15)と
続きます。

◆連絡先
 資本論を読む会(代表 宮崎恭一) kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎
) メーリングリストの会員も募集中です。