イベント詳細

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 性搾取の連鎖を断ち切るために

 日本軍「慰安婦」問題は過去の問題ではありません。
 性搾取の歴史は連綿と続いています。
 貧困や暴力、女性差別がいまも多くの女性を性売買産業に誘導し、2.3兆円もの市場規模になっています。
 どうすれば性搾取の連鎖を断ち切ることができるのでしょうか。
 まずは性を売る女性を犯罪者とせず、被害者として支援すること。
 そして買春男性と性売買業者に罰則を与えること。
 なによりも性を買うことが人権侵害であるということを学校で教育し、社会の常識とすることが必要です。
 あなたも私たちと一緒に考えてみませんか。

 8.14日本軍「慰安婦」メモリアルデー

 8月14日は日本軍「慰安婦」メモリアルデーです。
 35年前、1991年のこの日、韓国の日本軍「慰安婦」被害者の金学順(キム・ハクスン)さんが「1ア歳の私を返せ」と名乗り出られました。
 以降、日本軍が侵略し占領した各地から被害者が名乗り出られて、謝罪と賠償を求めて闘ったのです。
 私たちは8月14日をメモリアルデーと定め、この日を前後して世界各地で日本軍「慰安婦」被害者を記憶する取り組みが行われています。

 沈黙の歴史をやぶって~女性国際戦犯法廷の記録

 2000年に東京で開催された女性国際戦犯法廷は、日本の司法が被害者の訴えを退ける中で、姜徳景(カン・ドクキュン、カン・ドッキョン)さんたち被害者の「責任者を処罰せよ」という声に応えるために開催された民衆法廷です。
 8か国から集った被害者の証言と数少ない加害者の証言、そして正義と人権を実現したい世界有数の法律家や専門家が膨大な資料と格闘し、「ヒロヒト有罪」を宣告しました。
 日本人「慰安婦」も被害者であるとしたことも、女性国際戦犯法廷の成果のひとつです。
 日本人元「慰安婦」で、名乗り出て日本政府を告発した人は一人もいません。
 そしてその多くが、借金の返済のため海外の慰安所に転売された、遊廓にいた女性でした。
 もともと性売買に従事していた女性も「被害者」になるのかという議論もありましたが、公娼制度も性奴隷制度であり、深刻な人権侵害があったことは間違いありません。

 金富子さんと語る買春者処罰

 最近、韓国では新たな動きがあります。
 性売買を女性に対する人権侵害ととらえ、買春者と業者を処罰し、性売買女性を支援する性売買防止法が2004年に制定されました。
 これによって性売買から脱出した女性たちは当事者経験の再解釈を行い、「性売買は性暴力であり性搾取だ」と訴えるようになったのです。
 神戸でのメモリアルデーでは女性国際戦犯法廷を実行したVAW-NETジャパンの運営委員だった金富子さんをお招きして、女性国際戦犯法廷と韓国での新しい動きについて語っていただきます。
 高市首相は買春者処罰を約束しましたが、実現の見通しは不透明です。
 世論も二分されているように見えます。
 日本人「慰安婦」被害者が名乗り出ることがなかったのはなぜでしょうか。
 日本軍「慰安婦」問題が解決しないのはなぜでしょうか。
 性奴隷制度への不処罰の歴史はいつまで続くのでしょうか。
 戦後81年目の夏は、日本軍「慰安婦」問題の現代的課題について問い直す集いにしたいと思います。

8・14日本軍「慰安婦」メモリアルデー企画 女性国際戦犯法廷から買春者処罰へ~性搾取の連鎖を断ち切るために
日 時:2026年8月23日(日)13:15開場、13:30開始
場 所:あすてっぷKOBE
 〒650-0016 神戸市中央区橘通3-4-3
 JR「神戸駅」徒歩7分
 神戸市営地下鉄「大倉山駅」徒歩3分
 神戸高速鉄道「高速神戸駅」徒歩3分
 アクセス→https://x.gd/NPfZu
 地図→https://x.gd/NPfZu
内 容:
・第1部 映画「沈黙の歴史をやぶって~女性国際戦犯法廷の記録」上映
・第2部 金富子(キム・プジャ)さん講演『韓国ですすむ脱性売買と性売買サバイバー支援』
資料代:1000円(学生・障がい者500円)
主 催:「慰安婦」問題を考える会・神戸
連絡先:kobe_kangaerukai@yahoo.co.jp