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インサイド・ガザ 封鎖の内側から
真実を伝えるために立ち去るわけにはいかなかった

72分ドキュメンタリー/戦争
劇場公開日:2026年11月28日

原題:INSIDEGAZA
監督:エレーヌ・ラム・トロン
出演:マイ・ヤギ/モハメド・アベド/アーデル・ザアヌーン/マフムード・ハムス
製作国:フランス/ベルギー王国
配給:ユナイテッドピープル株式会社
公式サイト:https://x.gd/S3jhY
予告編:https://x.gd/vVNGh(英語字幕版)

 証言することは、彼らの使命であり、闘いだった。

 SYNOPSYS(概要)

 2023年10月7日以降、ガザ地区は国際メディアの立ち入りが制限され、独立した取材アクセスは事実上不可能となった。
 この戦争を内側から記録した数少ない証人が、AFP通信ガザ支局の記者たちである。
 周囲に爆弾が降り注ぐ中、彼らは記事を書き、写真や映像を記録し続けた。
 自らが報道する人々と同じ危険や欠乏、先の見えない不安に直面しながらも、その証人であり続けた。
 彼らが命懸けで捉えた膨大な映像と写真で構成された本作は、当事者自身が語る唯一無二の証言記録である。
 記者のマイ・ヤギ、モハメド・アベド、アーデル・ザアヌーン、マフムード・ハムスは、AFP通信の一員として数々の紛争を取材してきた。
 しかし、今回の戦争はかつてないものだった。
 彼らは、伝える義務、自らの生存をかけた闘い、そして常につきまとう「標的にされるかもしれない」という恐怖の間で引き裂かれていく。
 想像を絶する破壊と増え続ける死者を記録する証言者としての重責、そして自分と家族の命を守り抜こうとする人間としての切実な姿を描き出す。

 DIRECTOR'S STATEMENT

 私にとって、このドキュメンタリーは異例の挑戦でした。
 それは、自ら取材することができなかった戦争の物語を、ガザでAFPのジャーナリストたちが捉えた映像にほぼ全面的に依拠して伝えること――彼らこそが、戦場の内部からその実情を記録し得た唯一の証人だったからです。
 『インサイド・ガザ』は、彼らが通信社向けに制作したニュース素材をもとに構成されています。
 この作品は、200日近くに及ぶ戦争を耐え抜き、自分たちの人生を形作ってきたあらゆるものが消え去っていくのを目の当たりにした、4人のベテラン記者たちの物語を伝えています。
 彼らの体験は、極めて個人的であると同時に、誰の心にも響く普遍的なものです。
 彼らはジャーナリズムよりも生存を優先することもできたはずですが、計り知れない危険を冒してまで報道を続けました。
 偽情報が蔓延し、ジャーナリズムが攻撃にさらされている今、『インサイド・ガザ』は、独立系記者たちの勇気に捧げる賛辞であり、報道の自由が民主主義の最も脆弱かつ不可欠な柱の一つであることを改めて想起させる作品です。
 また、この映画は現場ジャーナリズムそのもの、とりわけフォトジャーナリズムへの賛辞でもある。
 戦争の映像がエンドレススクロールの中で消費され、次の見出しの下に消え去るまでのほんの一瞬しか見られないこの時代においても、写真は依然として「証言」の行為であり続ける。
 写真には、私たちの視線を釘付けにし、一瞬を忘却から守り、情報の洪水の中に埋もれた人間の存在を蘇らせる力がある。
 これらの画像は、単に「見る」のではなく、「見つめる」ことを私たちに求めている。
 この映画は、数十年にも及ぶ紛争を「説明しよう」とするのではなく、その紛争を生き抜く人々、そしてそれを記録するために命を懸ける人々を再び人間として描き出している。
 戦争の犠牲者に顔と名前を与えることで、これらのジャーナリストたちは荒廃の只中で人間性を守り抜いた。
 彼らの証言は、ガザの物語であるだけでなく、真実と記憶、そして最前線での報道が果たす不可欠な役割を力強く擁護するものである。
 -エレーヌ・ラム・トロン

 MESSAGES

 ジャーナリストとして、私はその場に留まりたかった。
 自分の責務を自覚していた。その仕事をやり遂げなければならなかった。
 あの時点で立ち去るわけにはいかなかった。
 -マイ・ヤギ

 自分の地域、自分の国、隣国、家族、そして同胞のすぐそばで戦争記者として活動することは、他の紛争を取材する時とはまったく異なります。
 ここでは、自分の子どもや家族の安否を心配せざるを得ないのです。
 -モハメド・アベド

 ジャーナリストになろうと決心したとき、それが大変な仕事だということは分かっている。
 しかし、ガザでジャーナリストとして働くということは、まさに地獄の真っ只中に身を置くということだ。
 -アーデル・ザアヌーン

 紛争において、ジャーナリストの存在を好む交戦当事者はいない。
 なぜなら、ジャーナリストは彼らの犯罪を糾弾するからだ。
 ジャーナリストを標的にする者は、世界から真実を隠すために、意図的にそうしているのだ。
 -マフムード・ハムス

劇場情報:https://x.gd/djRlP
東 京 ポレポレ東中野  2026年11月28日(土)~
栃 木 宇都宮ヒカリ座  2026年12月18日(金)~12月24日(木)
栃 木 小山シネマロブレ 2026年12月11日(金)~12月17日(木)
京 都 アップリンク京都 2026年12月4日(金)~
大 阪 第七藝術劇場   2026年12月12日(土)~