イベント詳細

  • 日付:
  • カテゴリ:

10月30日(金)に社会的労働運動研究会が行われますのでご案内いたします。
Oidon
++++++
テーマ「立教大学首藤若菜教授とJAM会長安河内賢弘氏による対談~日本の労働
組合運動の現状と将来の展望~」

 日本経団連は高市政権の後押しを受け、管理的業務や提案・訪問型営業への裁
量労働制拡大するために、本気で労働基準法の改正を実現しようとしています。
現在、労政審では労使が激しく対立しており、秋には議論が佳境を迎える見込み
です。
 日本の労働組合運動は、この裁量労働制拡大の立法をどのように阻止するのか、
望ましい労働時間法制は何か。首藤若菜教授とJAM会長の安河内氏に議論してい
ただきます。生産性が高い先進国ほど労働時間が短いのが現状であり、労働時間
の延長は時代錯誤です(安河内氏)。
 また、日本は過去30 年、実質賃金がほとんど上がらず、OECD先進諸国でも日
本の労働者だけが低賃金に喘いでいます。ここ数年のインフレ下の賃金の動向も
しっかり分析する必要があります。首藤教授の最近の著書『なぜ賃金は上がらな
いのか』(講談社現代新書)では、賃金制度や賃上げのシステムの構造問題に徹
底してアプローチしています。安河内氏は、2023 年春闘は賃上げ率と物価上昇
率が同じで実質賃金の伸びがゼロになったため「史上最悪の春闘」と評価された
が、近年の春闘による大幅賃上げは、経営側の「賃上げすると会社が潰れる」と
いう「支払い能力主義」の呪縛から解けつつあります。今後は地域や各産業の社
会的相場に基づき賃金を決める「賃金の社会化」への転換が課題です。
 このような2 つのテーマについて、お二人に議論していただいて、今後の日本
の労働運動と労働組合の役割、社会的労働運動はどうあるべきかなどを真剣に考
えたいと思います。

日 時 : 2026 年10 月30 日(金)18 時30 分~20 時30 分
≪開場・受付開始:18 時≫
会 場 : 文京区民センター 2 階2-A 会議室
参加費 : 500 円 (資料代)

- 進 行 -
18:30 開会 ・ 主催者あいさつ
18:40 基調報告:首藤若菜氏
首藤若菜氏と安河内賢弘氏の対談&参加者との意見交換
≪司会:棗一郎弁護士≫
20:30 閉会

【首藤若菜さんのプロフィール】
日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。山形
大学人文学部助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス労使関係学部客
員研究員、日本女子大学家政学部准教授などを経て、2018 年より立教大学経済
学部教授。専攻は労使関係論、女性労働論。著書に『統合される男女の職場』
(勁草書房2003 年、社会政策学会奨励賞、冲永賞受賞)、『グローバル化のなか
の労使関係― 自動車産業の国際的再編への戦略』(ミネルヴァ書房2017 年、労
働関係図書優秀賞、社会政策学会奨励賞受賞)、『物流危機は終わらない― 暮ら
しを支える労働のゆくえ』(岩波新書2018 年)、『雇用か賃金か 日本の選択』
(筑摩選書2022 年)、共著に『間違いだらけの日本の物流』(ウェッジ20 25 年、
住田物流奨励賞受賞)、なぜ賃金は上がらないのか日本経済30年の陥穽(2026年6
月発売) 。
【安河内賢弘さんのプロフィール】
九州大学農学部農業工学科を卒業し、1997年井関農機株式会社に入社。JAM 井関
農機労働組合中央執行委員長、JAM四国執行委員長、JAM副会長等を歴任し、2017
年よりJAM会長、連合副会長。

呼びかけ人:鴨桃代(なのはなユニオン)、棗一郎(日本労働弁護団)、新村響
子(日本労働弁護団)、村上彰一(全日本水道労働組合)、森下直樹(東京管理
職ユニオン)
問い合わせ先:棗一郎(旬報法律事務所 電話:03-3580-5311)
社会的労働運動研究会事務局 e-mail:shyarouken@gmail.com
※オンライン参加希望者はこちらまでご連絡ください。