投稿者:小島保雄
8月23日・『資本論』を読む会(世田谷)のご案内
◆英語版の翻訳『資本論』(当会主宰の宮崎氏訳)をテキストにした輪読会です(もち
ろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」第4節「商品の物神崇拝とそれに係る秘密」=宮
崎氏訳(全集版は「商品の呪物的性格とその秘密」)のところを時間をかけ検討し、前
回(7/27)も「商品の物神崇拝」に関する総括的記述の箇所を議論しました。ただ、
ZOOM参加の案内に手違いがあり、その修正連絡に時間が割かれた関係で、予定していた
第二章「交換」(全集版は「交換過程」)にまで進めませんでした。
「商品の神秘的な性格=物神的・呪物的性格=」についての総括的部分の記述の一つ
は「不完全とはいえ、政治経済学(古典派経済学のこと=引用者)は、価値とその大き
さを分析」したこと「これらの形式の下にあるもの(労働=引用者)を発見したが、い
まだかつて、「なぜ、その生産物の価値が労働によって表されるのか、またなぜ、その
価値の大きさが労働時間で表されるのかと」の疑問を発していない。」(宮崎氏訳)と
あります。この点についてマルクスは「古典派経済学の歴史的限界」として、「ブルジ
ョア的生産様式の下での労働生産物の価値形態について、まったくどうでもよいものと
して、または商品そのものの性質には(労働の生産関係とは別の)外的なものとして」
把握していたこと。「ブルジョア的生産様式を社会的生産の特殊な一種類として、した
がってまた同時に歴史的に特徴付けられている」にもかかわらず、「この生産様式を社
会的生産の永遠の自然形態と見誤って」(引用は全集版原頁96)いたことを挙げ、批判
しています。この点についての議論は、まだ充分では深められたとは言えませんが、一
応「第4節」を終えることとしました。
◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見交換して
います(多々脱線あり)。予測困難な激動する世界情勢、既存の民主主義制度の改悪を
強める国内政治の動きに関して、様々な意見が交わされています。アメリカ・イスラエ
ル、ロシアに代表される卑劣で野蛮な帝国主義、覇権主義に反対の声も多く出されます
。
当会には資本主義の批判者はもとより、資本主義には賛成だが、今の「優勝劣敗」の
制度は改革が必要、という方も参加なさっています。テキスト(英語版宮崎氏訳)は英
文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加ください。共に学び語り合いましょう
。また、メーリングリストへの登録により、Zoom の参加も可能です。
記
◆日時
第211回 2026年 8月 23日(日) 午後6時半より9時まで。
◆テーマ
第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」の第4節「商品の物神崇拝とそれに係る秘密」
を引き続き検討します。時間が許せば「第二章 交換過程」に入ります。
★会場は 『世田谷区立男女共同参画センター・ラプラス』(世田谷区太子堂1-1
2-40グレート王寿ビル3~5F)
東急田園都市線 三軒茶屋駅下車 昭和女子大正門右横。
会費・入会金は無料ですが、1~200円以下でのカンパをお願いしています
第212回(9/13)、第213回(9/27)、第214回(10/18)と続
きます。
◆連絡先
資本論を読む会(代表 宮崎恭一) kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎)
メーリングリストの会員も募集中です。
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