イベント詳細

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【松尾匡さんの提案】
 れいわ新選組が大敗し、離脱者が相次ぐ中、ようやく「いのちの党」として再生の道を歩み出しましたが、なお、支持者の間ではゴタゴタが続いているようです。
 こんなときに、同党結党の理念である「生きているだけで価値がある」の標語の意味を吟味することは、同党の内外かかわらず、世の中をよくしようと努力しているすべての人たちにとって、何のために闘うのかという大目的を確認する意味で、大変重要なことだと思います。
 これまで、高い理想を掲げた数多くの運動が、政権をとってから、それどころか政権をとるはるか前から、個人個人の人生をボロボロにして、心身を傷つけ、しまいにはたくさんの人命を犠牲にする結果に至ってきました。
 それは、「理性」「理論」「理念」「思想」「正義」等々が自己目的化して一人歩きし、個々の生身の人間を価値の低いものとして手段化した結果です。
 これでは結局、「国家」「宗教」「法」「慣習」「貨幣」「会社」等々が自己目的化して一人歩きし、個々の生身の人間を価値の低いものとして手段化してきた既存の体制と何も変わらないのです。
 弱くて自分が可愛い一人一人の生身の個人こそが主人公であり、目的でなければならない。
 「理性」等々の自己目的化してしまったものは本来はツールであって、生身の個々人の自由にできないものに一人歩きして、逆に抑圧してくるのはおかしいのだ――この講演ではそのことを確認します。
 このような見方は「疎外論」と言います。
 講演では、マルクスやエンゲルスの全体系はこの「疎外論」の図式でできているのだということを解説します。
 下世話な労働と暮らしの現場に根差し、ニーズを把握して充足のために取り組み、声を上げる姿勢がなぜ大事なのか。
 日々の取り組みに一本筋を通すことを目指します。

何のために闘うのか「生きているだけで価値がある」という世界観
日時:2026年10月25日(日)午後1時30分開場 2時開始
会場:京都市地域・多文化交流ネットワークサロン
 〒601-8006 京都市南区東九条東岩本町31
 JR・地下鉄「京都駅」八条口徒歩15分
 地下鉄「九条駅」徒歩15分
 アクセス→https://x.gd/qd99q
 地図→https://x.gd/CugWI
報告:松尾匡さん(立命館大学経済学部教授)
司会:三木隆司さん(アルンディ運営委員)