イベント詳細

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案内→https://x.gd/rVya6

 戦後の日本において、朝鮮人・韓国人というルーツを持つ人々が歩んだ道は、幾重もの不条理に阻まれた歴史でした。
 どれほど優秀であっても正当な就職の門戸は閉ざされ、社会保障や年金制度からも排除された時代に、出自を一切隠すことなく、むしろ誇り高く胸を張り、正面から偏見をねじ伏せた一人のスポーツ選手がいました。
 2026年9月、86歳でこの世を去った球界のレジェンド、張本勲・張勲(チャンフン)です。
 多くの同胞が差別から身を守るために通名(日本名)を余儀なくされるなか、彼は韓国籍のまま「張本」という姓を使い、スタンドからの心ないヤジを受けながらもグランドに立ち続けました。
 幼少期の被爆、右手の障害という過酷なハンディキャップを背負いながらも、日本プロ野球史上、不滅の金字塔「通算3,085安打」を打ち立てた彼の背中は、未来を奪われていた在日にとって、どれほどの「励み」となり、魂の救いとなったか計り知れません。
 彼の一打一打は、単なる試合の記録ではなく、「バット1本」で差別を突っぱね、人間の尊厳と民族の誇りを守り抜いた一打でした。
 本ミニ企画展では、野球選手としての輝かしい功績の裏側にある、「在日コリアンとしての張本勲」にスポットを当て、激動の時代を生き抜いた張本勲の足跡をたどります。
 彼が遺した不屈の生き様は、時代に翻弄され、苦難の歴史を歩んできた在日にとって、暗闇の行く手を照らす文字通りの「巨星」であり、希望の光でした。
 張本勲さんの偉大なる生涯に、私たちは心の底からの深い敬意と賞賛の拍手を、そしてこの溢れる思いを届けたいと思います。
 合掌

在日韓人歴史資料館追悼ミニ企画展「魂の誇り-私たちの張本勲・張勲(チャンフン)」
期 間:2026年11月17日(火)~2027年2月26日(金)
会 場:在日韓人歴史資料館 ロビー(韓国中央会館1階)
 〒106-8585 東京都港区南麻布1-7-32
 東京メトロ・大江戸線「麻布十番駅」徒歩5分
 アクセス→https://x.gd/NWA2Z
 地図→https://x.gd/5HmSl
入館料:無料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)