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科学が国家の戦争遂行への加担を行うようになると、どのようなことが起こるか。
ナチスの医学、米国の医学の事例(ブルトニウム人体実験、タスキギー梅毒人体実験など)は広く知られ、ある程度の検討もなされてきた。
日本の場合はどうか。
アジア太平洋戦争期の中国東北地方の日本軍731部隊(および関連するいくつかの部隊)は、この問題について省みるべき重い実例を提供している。
3千人の人々を捕囚とし、実験材料に用い、約3千人の生命を奪ったとされている。
京都大学の石井四郎らの医学者が、防疫を掲げながら生物兵器などの人体実験で住民らを殺害するに至ったのは、1980年代以来森村誠一氏らのドキュメント、常石敬一氏らの研究によりようやく世に知られるようになった。
被害のあった国や他国においても、次第に認識が広がっている。
だが、軍事的な成果を目指して、多くの人々を苦しめ、人命を奪うに至った医学者ら多くは生前その加害の責任を問われることはなかった。
では、彼らはどうして戦争犯罪に問われるのを免れたのか。
それはまず、敗戦後間もない時期、占領軍が彼らの責任を問うことを回避したという理由が大きい。
日本の医学界も自らその解明に取り組むことがなかった。
戦後80年を過ぎた現在においても、十分な解明と反省がなされているとは言えない状況だ。
21世紀に入って、日本は軍事的な科学への道を開く方向に進んでいる。
また、優生学に通じるような研究なども含めると、倫理的に危うい医学研究・生命科学研究は広い領域で起こる可能性が懸念される。
アジア太平洋戦争期の軍事医学の責任、そして戦後、それが免責され、不問に付されてきた事情については、いよいよこれから問いが深められなくてはならない時期に来ている。
こうした状況を踏まえて、これまで731部隊の非人道的な医学研究が十分に問い直されてこなかった事情の掘り起こしに取り組んで来られた、西山勝夫さん(滋賀大学名誉教授)と太田昌克さん(共同通信社)のおふたりのお話をうかがい、理解を深めるとともに、今後の課題について考えていきたい。
会場参加とZOOM参加もございます。
奮ってご参加ください
ゲノム問題検討会議特別企画セミナー「戦争と非人道的医学研究~戦後における反省をはばむもの」
日 時:2025年9月26日(土)13時30分~16時30分 Zoom入場13時15分より
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:東京都江戸東京博物館 会議室
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
JR総武線「両国駅」西口徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A3・A4出口徒歩1分
アクセス→https://x.gd/k3NQh
地図→https://x.gd/mt6UZ
講 師:
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)
太田昌克さん(共同通信社編集委員・論説委員)
司 会:島薗進さん(東京大学名誉教授)
参加費:1000円
主 催:ゲノム問題検討会議
https://www.gnomeke06.net
問合せ:090-2669-0413 神野玲子
■Zoomの方の事前申込み:Zoom参加希望者は9月24日までに申込みください。
申込みフォーム→https://x.gd/6AsWV
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参加費は事前に下記へお振込みください。
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他行からの送金の場合:ゆうちょ銀行 028店(ゼロニハチ)普通 7086088 口座名義 神野玲子
参加申込みされた方には9月24日ごろにZOOMのURL等をご案内いたします。

