
◆<速報> 7.16 参院内閣委員会「国旗損壊処罰法案」審議 報告 午前の部
小野政美(「国旗等損壊罪」反対連絡会」&「ひのきみ全国ネット」)
本日、7月16日(木曜)、参議院内閣委員会が10時から11時50分まで開かれました。現在休憩中で、13時審議再開です。オンライン傍聴(参議院)での「国旗損壊罪法案」審議の不十分なメモに基づく簡単な報告で、重要と思われるものに限定したものですので、どうぞお許しください。
(1)本日の参院内閣委員会での質疑は、共同提案者議員のほか、日本共産党・大門実紀史議員、れいわ・伊勢崎賢治議員でした。午後1時からの質問には、立憲民主党・杉尾秀哉議員、塩村あやか議員、公明党・司隆史議員などが立つ予定です。
(2)日本共産党・大門実紀史議員は、前回に続き、日本維新の会の阿部圭史議員は、6月26日の内閣委員会で、「本法案の成立を契機に、国民が自国への帰属意識や一体感を抱き、国旗を大切にする気持ちや愛国心が醸成されていくと考えている」と答弁したことを改めて追及しました。14日の参考人質疑での、木下昌彦氏(神戸大学大学院法学研究科教授・憲法学・比較憲法・情報法)、橋本基弘氏(中央大学法学部教授・憲法学)の証言などを参考に、「国旗損壊罪法案」が、「思想・良心の自由」、「表現の自由」などの自由と人権、人びとの尊厳を侵害し、「国旗・日の丸」をすべての人々に強制するものであること、「国旗国歌法」後の学校現場での「日の丸・君が代」の強制が行われ処分されたことなどを訴えました。
前回14日の参考人質疑では、木下昌彦氏は、「国旗の損壊のような人の意識や感情に働きかける行為は表現活動の核心的要素である」「政治的言論を規制対象とするもので、制限されるのは憲法上極めて重要な権利だ」「法案は表現の自由を保障した憲法21条に違反する」「刑事罰を科すことや立法事実の乏しさを総合的に評価して法案の合憲性を論証することは困難」「最高裁で違憲無効とされるか、後世に自由な言論の喪失の端緒になったと記録されるかのどちらかだ」と「国旗損壊罪法案」への懸念を述べました。なお、本日も、「国旗損壊罪法」への質問を行った4党議員も共同提出議員も揃って、「内心に立ち入らない」のが法案の趣旨であると繰り返すのみでした。
(3)14日の参考人質疑でまた、本日の質問に立った伊勢崎賢治議員は、「国連旗」についての経験を話し、前回質問に引き続き、1994年に批准した「子どもの権利条約」を取り上げました。「国旗損壊罪法」が、年齢制限もなく、子どもの「内心の自由」を侵害し、刑事罰を科すことにより、「子どもの権利条約」13条の「表現の自由」、14条の「思想・良心・宗教の自由」に違反するものであると強く意見を指摘しました。14日の参考人市議での、参考人の木下神戸大学教授は、「国旗損壊罪法」は、子どもの思想・表現の自由を奪うものであり、委縮効果により、「子どもの権利条約」31条の「子どもの最善の利益」に違反するものであると指摘しました。また、「国旗損壊罪法」によって、「不快なもの」と主観的に判断され刑罰で抑圧することを、子どもたちに見せることで、民主主義の子ども・市民を育てることが出来なくなると答弁しました。最高裁旭川学テ判決を示しながら、「国旗損壊罪法」は、子どもの人格形成を妨げるものであり、抑制ではなく、違った意見を討議することで表現の自由も守られると強調しました。
(4)本日の参院内閣委員会での質疑後、参院内閣委員会での法案採決(?)、早ければ、7月17(金曜日)には、参院衆院本会議に送られ、すぐに参院本会議での参院内閣員会委員長による「法案」説明後、審議・採決を強行し、7月17日の国会会期末(或いは、1週間の国会会期延長)を待たずに、「国旗損壊罪法案」は、今国会で成立することになります。とりあえず、本日午前中の審議傍聴の第1報です。
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◆<速報②> 7.16 参院内閣委員会 日本共産党、れいわ新選組、 審議 報告
小野政美(「国旗等損壊罪」反対連絡会」&「ひのきみ全国ネット」)
本日、7月16日(木曜)、参議院内閣委員会で、自民・維新・参政党などの賛成多数、日本共産党、れいわ新選組、立憲民主党の反対で、「思想・良心の自由」、「表現の自由」などの自由と人権、人びとの尊厳を侵害し、「国旗・日の丸」をすべての人々に強制する「国旗損壊罪法」が可決されました! 形だけの「付帯決議」は、立憲民主党を含む各議員の賛成、日本共産党、れいわ新選組の反対で採決され、賛成多数で可決しました。この後、本会議に送られ、今国会で、法案が賛成多数で成立することになります。
◆「思想・良心の自由」「表現の自由」などの自由と人権、人びとの尊厳を侵害し、「国旗・日の丸」をすべての人々に強制する「国旗損壊罪法」の参院内閣委員会での強行採決を許さない!
とりあえず、」第2弾の報告です。

