沖縄県知事選挙とともに行われた石垣市議会議員選挙で花谷シローさん(無所属)が当選した。この選挙には28人が立候補し(定数:22人)、与党系12人、野党系5人、中立5人が当選した。現職は与党系が1人落選、野党系は全員当選した。
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石垣島では2023年3月に陸上自衛隊石垣駐屯地(短距離ミサイル配備済み)が開設し、以降間を置かず、日米合同演習、自衛隊演習、民間港である石垣港への軍用艦寄港、石垣空港への軍用機の飛来が行われてきた。そして高市首相が声高に叫ぶ、「台湾有事」を想定した九州への避難計画への策定も行われた。米軍の演習参加は、事前の住民説明会で「計画されていない」という国の説明があったのである。

花谷さんの農園から見える「陸上自衛隊石垣駐屯地」
また、現中山義隆市長の市政運営に対して野党系候補はその一方的な運営をこの間指摘してきた。それは、例えば石垣市が大きく関わる台湾航路「やいま丸」の運行、映画「尖閣1945」の製作、自然への影響が懸念される「大規模ゴルフリゾート開発」である。
選挙自体は少数派を強いられる、非常に厳しいものであった。与党系は、基地問題を一切語らない。しかし野党系候補は選挙戦中、中山市政の問題点を果敢に指摘した。その結果勝ち得た現職全員当選である。
当選した花谷シローさんは、選挙を振り返ってこう話した。「やはり2月の衆院選であった野党的政党による辺野古新基地容認の発言ですよね。沖縄というのは、自民党によって軽視されて来たのではなくて、与党か野党ではなくて、誰が政権を担当しても沖縄の問題というのは二の次なんですよね」
今回の選挙で私が感じたのは、与党か野党かではなく、石垣島が抱える課題は島民全員の課題であり、否それだけでなくこの国の行く末であるということだ。(湯本雅典2026,9,13-14)

