〔映画の部屋〕『在日ミャンマー人~わたしたちの自由』

 永田浩三(ジャーナリスト)  土井敏邦監督は、40年を超えるパレスチナ・ガザの取材、福島第1原発事故、慰安婦問題、日の丸・君が代不起立問題などをテーマにした優れたドキュメンタリー映画で知られる。さらに『異国に生きる 日本の中のビルマ人』も(2012年)も高い評価を受ける。  今回は『異国に生きる』の続編にあたる。2015年ミャンマーは民主化の道を歩み始める...

報告「イスラエル製虐殺ドローンを買うな!防衛省交渉」

<杉原浩司> 2月13日、「イスラエル製虐殺ドローンを買うな!防衛省交渉」に約50人が参加。18人もの防衛省官僚(うち1人外務省)を相手に2時間超にわたって追及しました。福島みずほ参院議員も共に交渉に参加されました。 防衛省は「人身売買をしている業者がダメなら、大量虐殺に関与している業者は当然ダメですよね?」との当然の追及に答えられませんでした。全体として、...

なかまユニオン:株式会社WAVE、不当労働行為を謝罪

「解決金で終わり」ではない。大阪地裁、組合の「団交権」を守る画期的な判断  本日(2/13)、なかまユニオンの井手窪啓一委員長に対し、株式会社WAVE(大阪市西区・堀江拓代表取締役)の代表者が、「今後、このような行為を繰り返さないようにいたします」と記した文書(ポスト・ノーティス)を直接手交しました。これは、大阪地方裁判所が下した判決に従ったものであり、会社...

伊藤千尋:市民運動こそが日本を変える〜選挙結果にめげているときではない

 選挙結果について書いたら多くの方から反応をいただきました。今日(2/11)は都内で「今こそ平和憲法を広げよう」と講演(写真下)をし、先ほど帰宅したところです。さて、昨日の続きです。今の危うい状況を変えるにはどうしたらいいのか。まず知ってほしいのは、今の世界の政治は選挙でなく市民運動によって変わることです。  ちょうど40年前の1986年2月、フィリピンで1...

アリの一言 : 小選挙区制の反民主性は歴然、比例代表制への転換が急務

 自民党が圧勝した総選挙の翌日(9日)、木原稔官房長官は定例会見で、「民主主義の根幹である選挙は国民の意見を聞く貴重な機会」だと誇示しました。  確かに選挙は「民主主義の根幹」でしょう。しかしそれは、選挙制度が民意を公正に反映してこそ言えることです。日本の衆議院選挙制度は小選挙区比例代表並立制ですが、465議席中289議席(62%)は選挙区で選ぶ小選挙区制中...

ミサイル配備と戦争準備に反対しよう!〜2.23 熊本・健軍駐屯地包囲へ

<高井弘之(「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」共同代表)> 周知のように、政府によって、「中国への攻撃ー戦争態勢」が急ピッチで作られています。その「態勢」の要である、中国大陸まで届く長射程ミサイルの配備を、政府は、これから次々と全国で進めて行こうとしています。その最初のミサイルが、熊本の陸自・健軍駐屯地に、今年度中(この3月末まで)に配備されようとし...

レイバーネットTV案内(2/17):非正規春闘 2100万人の声を聞け!

 2月17日(火)のレイバーネットTVは、先日はじまった「非正規春闘」を特集します。キャスターは「労働ジャーナリスト」の東海林智さんです。「首都圏青年ユニオン」「仙台けやきユニオン」から非正規現場の生々しいレポートもあります。ぜひご覧ください。以下の「非正規春闘」スタート記事も参照ください。→非正規春闘スタート〜「働いているのに食えない」10%以上の賃上げを...

〔週刊 本の発見〕世界的な極右運動の背景にあるもの

 <評者:加藤直樹>  毎木曜掲載・第422回(2026.2.12) 『リベラルを潰せ』(金子夏樹 著、新潮新書)  剣呑なタイトルで誤解されそうだが、「リベラル」を攻撃する極右本ではない。「リベラルを潰せ」と叫ぶ世界的な極右運動の背景を取材した本である。刊行されたのは2018年で、著者は日本経済新聞社の記者。その問題意識は、次の一文に示されている。「本書の...

正道を歩もう、今の世界は選挙でなく市民運動で変わる

<伊藤千尋(国際ジャーナリスト)>  今回の選挙結果にショックを受けていませんか。当選議員が自民党だらけになった日本列島の政治地図を見て、ため息をつく人は多いでしょう。なぜこうなったのか。第1に、高い支持率を背景に「今なら勝てる」と抜き打ち解散した高市早苗首相の計算が図に当たったこと。第2に、「強く明るいサナエ」イメージを拡散した高市陣営ネット戦略の成功、第...

反撃の炎を燃やそう! 改憲反対・戦争させない!~首相官邸前緊急行動

<近藤徹>  いつまでも落ち込んではいられない。今こそ「反撃の炎を燃やそう」と2月10日夜、「高市政権の改憲と戦争準備に反対する首相官邸前緊急行動」に出かけた。前日9日夜に呼びかけられた緊急行動なのに400名を超える人々が集まった。若者の姿が多く、励まされた。 高市首相は自民単独で改憲発議可能な2/3の議席を得たことを背景に「改憲論議を加速」などと述べ、アメ...

衆院選 : リセットしてやり直すしかないのか〜「東京8区」吉田はるみの落選

<東本久子(市民活動家)>  総選挙の結果を見て以来茫然自失状態で、頭の整理もつかないしなんにも手がつけられないでいる。地に足をつけ、こまめに地域をまわり、街頭に立ち有権者と対話をしてきた吉田はるみ前衆議院議員を、落選させてしまったことが悔やんでも悔やみきれない。情けなくて残念で仕方がない。  なにをどうすればよかったのか…? 選挙終盤に突然の強風が吹き荒れ...

「大逆風」の朝、防衛省前に立つ〜今こそ反戦平和の声を上げよう!

<那須研一(杉並区学童支援員)> 2026年2月8日(日)。衆議院選挙。雪のちらつく午前中、近所の小学校で「差別と戦争に反対する1票」(畠山澄子さん)を投ずる。夜8時の選挙特番開始と同時に「自民党圧勝」 。316議席で3分の2を占める。 前日の7(土)、私は「都教委包囲・首都圏ネット 総決起集会」に招かれ、大内裕和・武蔵大学教授の基調講演のあと、ゲストスピー...

真の争点は台湾有事発言だった〜「中道」記者会見から見えること

<柴田武男>  今回の衆議院選の結果です。まず、中道改革連合の敗戦の弁を野田・斉藤共同代表の記者会見から読み取ります。結論から言えば、この二人何も反省していません。特に斉藤さんは、公明出身の候補者に限ってみると28人全員が当選を決め、公明党が与党として臨んだ24年衆院選では24議席しか獲得できていないのにもかかわらず、今回は事実上4議席伸ばす結果となったのだ...

私は死にたくない!「第15回死刑映画週間」開催中

気に沿わぬ選挙の投票後、死刑映画週間の特集上映を観る <小泉雅英> 昨日(02/8)は、雪道に滑らぬように気をつけながら、衆議院選挙の投票所に行った。小選挙区は、自民、無所属(自民系)、中道改革(元社民)の三択でしかなかった。白票を入れようかと迷ったが、結局、中道改革の候補者に入れた。選択肢が少な過ぎるではないか。(前回は、共産党に入れ、落選)。比例区は、迷...

アリの一言:高市自民圧勝で戦争国家化加速! 問われるメディアの責任

 高市・自民は圧勝するだろうと予想していましたが、これほどまでとは…。日本は「戦争をする国」へ加速度的に猛進することになります。新たな覚悟が必要です  その前に、なぜ高市自民がこれほど地滑り的勝利を収めることになったのか。その大きな要因としてメディアの責任を見過ごすことはできません。  投票日直前、「自民優勢」が伝えられていることについて、「政府関係者」がこ...