

8月19日の「強権政治に声をあげる! 主権者は私たち! 8・19国会正門前大行動」は、1万5000人の大結集で成功裡に終了した。6月、7月は右翼の妨害があったので、この日もそれが危惧された。しかし結局なにもなかった。それどころか同じ日に全国約288箇所で連帯行動が行われるなど、国会前を基点とした「改憲反対・高市退陣」の運動が全国に広がっていることが明らかにされた。
主催者挨拶で小田川義和さんは「政府が主権者の声を聞かない時には、"高市やめろ"の運動に発展させるのは、主権者の権利であり義務ではないか。国家情報会議・国旗損壊罪・スパイ防止法など高市政権は戦争する国づくりを加速している。私たちの運動もスピードを上げていこう」と訴えた。


集会スピーチでは、小池晃議員(共産党)、福島瑞穗議員(社民党)が登壇して、高市政権の間違った歴史認識や非核三原則の危うさなどを痛烈に批判した。この日立ち上がったばかりの護憲リベラル政治団体「ゴリラ」の中心議員も複数参加した。立憲野党のなかで新たな動きが始まっているのだ。
国会周辺はこの日、三度にわたって大コールに包まれた。無数のペンライトの波が広がる。「市民の声で政治を変えよう」「自民と維新で勝手に決めるな」「戦争反対、憲法守れ」「アメリカいいなり政治をやめろ」「防衛よりも防災、防災」など、みんなの心が一つになって声を上げた。


たくさんの手作りプラカードがあった。その中で記者の眼を引いたのは<高市政権—退陣の『時は来た』>であった。ことしの春から急速に盛り上がっている「改憲反対」の運動は、間違いなく「高市退陣の時」を近づけている。
来月の19日行動は、戦争法=安保法制が強行「成立」されて11年目の節目。主催者は、9月19日(土)15.30 国会正門前への大結集を呼びかけている。(M)

