韓国ワイパー闘争のドキュメンタリー『トゥボギ』〜名古屋で上映会

<名古屋ふれあいユニオン 鶴丸周一郎>  日本企業のグループ会社で起きた会社清算・解雇事件と組合員の闘争、そしてその前後を描いたドキュメンタリー映画『トゥボギ』の上映会が、2026年10月12日、名古屋公会堂で開催された。前日11日からはコミュニティ・ユニオン全国交流集会を同会場で開催し、オプション企画として集会参加者が多く参加したほか、映画上映会のために地...

都教委傍聴記:いじめをなくす気が都教委に本当にあるの?

根津公子の都教委傍聴記(2026年10月22日)  今日の公開議題は「第7期都教委いじめ問題対策委員会への諮問について」のみ。非公開議題は、教員の懲戒処分(戒告1件と減給以上の処分4件)。教員の懲戒処分は相変わらず多い。働き方・働かされ方の不満が、誤った行為に及んでいるのではないかと思う。ひどい働かされ方によって、精神疾患が多くなっているのと同じように。  ...

【労組反戦】10.21 国際反戦デーに官邸前と楽天本社前で行動

<東京東部労組・須田光照> 東京東部労組は10月21日、労組反戦行動実行委員会が「10.21国際反戦デー・労組反戦行動」として呼びかけた首相官邸前と楽天本社前で戦争反対をアピールする行動に参加しました。 はじめに軍事用ドローン事業への参入を表明したネット通販大手の楽天の本社ビル(二子玉川)前での抗議を前段行動として取り組みました。 各労組からの参加者は本社ビ...

〔週刊 本の発見〕長生炭鉱「水非常」生存者 金景鳳の物語

<評者:志水博子> 毎木曜掲載・第455回(2026.10.22) 『黒い海 強制徴用者の涙』ムンヨンスク著・キムセヒョン 絵・北村幸子訳(影書房)    本書を手に取ったのは、長生炭鉱についてもっと知りたいと思ったからだ。私が長生炭鉱を知ったのは一昨年のことだった。その時初めてそこが海底炭鉱であったことも知った。そもそも私は海底炭鉱の存在すら知らなかった。...

新聞週間:「民主主義」口にするなら天皇・皇族報道の敬語をやめよ

<アリの一言>  15日から新聞週間が始まっています。16日には第79回新聞大会(日本新聞協会主催)が行われ、次のような決議をあげました。 「日本新聞協会は今年、設立から80年を迎えた。戦後間もない1946年、全国の新聞社は倫理綱領の下に集い、民主国家としての日本の発展に尽くすことを誓った。その思いは変わらない。…新聞には…民主主義の維持と発展に寄与する役割...

高市政権めっちゃヤバい!〜10・19国会正門前大行動に1万2千人

<近藤徹> 秋の夜の透き通るような空に星がきらめく10月19日夜、「高市政権めっちゃヤバい!主権者は私たち!10・19国会正門前大行動」に12000人が参加した。色とりどりのペンライトを打ち振って、「安保3文書撤回・非核3原則を守れ・高市退陣・主権者は私たち・戦争反対・改憲反対」のコールが響いた。この日の行動は全国321ヶ所の会場で取り組まれ、オンラインでも...

「福島は最先端技術を試せる場所」~イノベーションコーストを担う人々の思惑

 堀切さとみ  原発事故からの復興とは何か。 「元の暮らしに戻ることだ」と多くの避難者、被災者はいう。叶わないことは承知の上で、それでもそう言うしかないのだ。 しかし国が進める復興は、そうした住民の思いからかけ離れている。津波で家が流され、原発事故で人が避難を余儀なくされた地帯に、水素工場やメガソーラー、ロボットテストフィールドをはじめ、外から見ただけでは何...

パリの窓から : 10月17日の大アクション〜マクロン政権に対する抗議の炸裂

 第110回・2026年10月19日 掲載  高校生運動の広がりに続く2026年10月17日は歴史に残るだろう。物価高騰に抗議する「黄色いベスト」運動の呼びかけに労組や左翼政党も賛同し、高校生・大学生など大勢の若者を含む無数の市民が参加し、フランス各地で巨大デモ(主催側発表80万人、警察発表55万)が行われた。大多数は平和的に、様々な要求と政府やマクロン大統...

国旗損壊罪反対・官邸前17日行動に警察が不当な通行規制!

<「国旗損壊罪」反対連絡会・那須研一> 「 国旗損壊処罰法」の成立が強行されて3か月。極右・高市政権が発足して1年。大軍拡推進・反基地運動への攻撃・差別排外主義(外国人いじめ)の激化・弱者切り捨て…その非道はとどまるところを知らない。  秋晴れの10月17日(土)の午後3時過ぎ。手に手にメッセージグッズを抱えた人たちが官邸前に集う。今月の損壊罪反対17日行動...

下地毅の沖縄報告③ 「月桃の花」歌舞団の沖縄公演を観にいって雑多なことを考えた

<2026年10月17日>  市民劇団「月桃の花」歌舞団が2026年10月12日、那覇市の国際通りにある文化商業施設「てんぶす那覇」で、歌劇「私はここだ! hope is in ourselves」を上演した。  石田さくらは保育士になつ夢をかなえようと専門学校に通っている。アルバイトで学費と生活費とをまかない、バイト先では客の言葉に傷つく日々だ。  さくら...

「死の商人国家」を止めるために何ができるか!〜共同テーブルシンポ

 10月15日、共同テーブル主催「新しい戦前にさせない」連続シンポジウムが東京・文京区民センターで開催された。20回目の今回のテーマは「税金20兆円を喰らう『死の商人』〜兵器で稼ぐ「落ちぶれた国」にはなりたくない!」だった。「安保三文書」改定、軍事費大幅増など「戦争国家づくり」に突き進む高市政権を痛烈に批判するシンポとなった。  登壇者は、こうけつあつし(山...

ロンドン:ビルを占拠して追い出しとたたかう「庶民の市場」

「リドリー・ロード・マーケット」ジェントリフィケーション(富裕層向け再開発)に抗議 <根岸恵子>   家主から退去通告を受け閉鎖されたイーストロンドン・ハックニー区ダルストンにあるリドリー・ロード・ショッピングビレッジ。高級マンションに建て替えるために、犯罪や反社会的行為を理由にしての追い出しだ。庶民に愛されてきたリドリード・ロード・マーケットは、ジェントリ...

太田昌国のコラム : 『ネルソンさん~』の映画を観ると、60年後の混沌たる世界に思いは及ぶ

●第117回 2026年10月15日(毎月10日)  塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(日本、2026年)を観た。映画評はほぼ出揃っているようだ。戦争の本質を知るうえでのこの映画の特別の大切さに関しては、私に異論はない。広く観られてほしいと思う。ここでは、別な観点から一点のみ書き留めておきたい。  ネルソンが米国海兵隊の一員としてベ...

〔週刊 本の発見〕紙の本がAIに勝つ未来は、ある。

<評者:内藤洋子> 毎木曜掲載・第454回(2026.10.15) 酒井邦嘉 著『デジタル脳クライシス ―AI時代をどう生きるか』(2024年、朝日選書)           街の本屋さんが、どんどん姿を消している。現在、新刊書店が一軒もない自治体は、全自治体の29%になっているという。私の利用する最寄り駅内の大手書店も、今年、店舗面積を半分に減らした。  ...

半数以上の若者が「必要な医療が受けられなかった」と回答

認定NPOが孤独・孤立を抱える若者に医療・衛生用品アクセス調査  <竪場勝司>  孤独・孤立を抱える若者の支援活動に取り組んでいる認定NPO法人「D×P」(今井紀明理事長)は10月13日、東京都内で記者会見を開き、LINE相談を通じた医療・衛生用品へのアクセス調査の結果を発表した。過去1年間で病気やけがをした人のうち「必要な医療が受けられなかった」と回答した...