「永住の厳格化にNO!」〜市民団体が緊急集会
<竪場勝司> 日本人世帯の平均収入を上回る収入を求めるなど、外国人への永住許可要件を厳格化するガイドライン改定案に反対し、撤回を求める集会が8月28日、東京・永田町の参議院議員会館で開かれ、外国籍の当事者からの訴えなどがあった。 改定案は出入国在留管理庁(入管庁)が8月4日に公表した。年収要件のほか、年金の受給見込み額が厚生年金に30年間加入していた水準に...
新宿駅の飲食店「ベルク」:「死の商人」に非協力の姿勢打ち出す〜楽天市場から撤退
<黒鉄 好> 新宿駅のルミネに入居している飲食店「ベルク」が久々に話題になっている。迎撃型ドローンの取り扱いを始め、恥ずべき「死の商人」に身を堕としたネット通販サイト「楽天市場」からの撤退を決めたのだ。 8月下旬からの各メディア報道によると、ベルクが楽天市場でコーヒー豆やグッズのネット通販に乗り出したのは今年3月。ようやく軌道に乗り始めたところだった。と...
〔映画の部屋〕『ヒンド・ラジャブの声』~パレスチナ問題の本質を圧倒的な手法で伝える
永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授) 映画が終わった後、しばらく立ち上がることができず、呼吸が浅くなり卒倒しそうになった。ヴェネツィア国際映画祭で8冠に輝いたそうだが、この先も世界の映画賞を総なめにするに違いない。その独創性と理性と追及力の深さ。チュニジア出身のカウテール・ベン・ハニア監督は、映画の世界にとどまらず、パレスチナ問題の本質を世界に知...
AI・再軍備時代に「誰が払うのか」〜高市積極財政にみる「国家主導型新自由主義」への転換
●フランス発・グローバルニュース NO.22(2026年9月4日)土田 修 ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会理事兼編集員/ジャーナリスト(元東京新聞編集委員) 高市政権はAI、半導体、エネルギー、防災、安全保障などに複数年度で巨額の資金を投入する「投資国家」への転換を進めている。政府の官民投資ロードマップは2040年度までに官民合わせて370兆円...
郵便局過労死家族:高市政権の労働規制緩和に断固として反対する
労基署による労働時間規制の指導転換に対する声明 2026年9月1日 郵便局過労死家族とその仲間たち 高市早苗首相の労働時間規制緩和の指示にもとづき、本日より月45時間超の残業時間について労基署による指導が抜本的に改められることについて、私たちは郵便局職場における過労死・過労自死の遺族、かろうじて命はとりとめたものの重篤な被害を被った生存被害者とその支援者を...
〔週刊 本の発見〕35年前の鉄道事故 すべてはあの時に始まっていた
<評者:黒鉄好> 毎木曜掲載・第448回(2026.9.3) 『信楽高原鐵道列車事故「民営化」の闇』(本庄豊 著、日本機関紙出版センター、1500円、2026年3月) 1991年5月14日、滋賀県信楽町(現・甲賀市信楽町)の第三セクター・信楽高原鐵道の単線上で、同鉄道の普通列車と、JR西日本から乗り入れてきた臨時急行列車が正面衝突し42人が死亡した。国鉄分...
関東大震災103周年 朝鮮人犠牲者追悼式典〜平和と共生を誓う
―虐殺の歴史を直視し、二度と過ちを繰り返さないために― <宮川敏一> 9月1日、東京・墨田区の横網町公園において、「関東大震災103周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」が開催された。式典には多くの市民、労働組合、在日朝鮮人団体、弁護士、国会・都議会議員などが参加し、関東大震災によって犠牲となった朝鮮人、中国人、日本の社会運動家・労働運動関係者らを追悼した。 192...
〔米国労働運動〕全米自動車労組、全組合員投票で役員選挙中
2026年8月25日 ルイス・フェリス・レオン/ジェーン・スロータ 【解説:現在、全米自動車労組UAWの本部役員選挙が実施されている。一か月半にわたる厳しい選挙戦の内実を伝える記事がレイバーノーツ誌9月号に掲載されたので翻訳した。この選挙は前回2023年に続いて全組合員の一票投票により行われているが、それ以前は大会代議員による間接選挙であった。UAWのような...
「住まいは人権」と「タワマン再開発」の決定的矛盾を衝く!
―日本住宅会議2026サマーセミナー開かれる <大場ひろみ> 「日本住宅会議」は、住まいは人が人らしく生きるための基本的基盤であることを前提に、住まいに関わる問題を研究し、世論形成に預かることを目指す学術団体で、1982年から続き、一般市民にも開かれた場である。その学習会ともいうべきサマーセミナーが、「タワマンと再開発 住まい・まちづくりを考える」をテーマ...
抜き打ちで強行された汚染土持ち込みに抗議する!〜さいたま合同庁舎に70人
白田真希(原発再稼働に反対する埼玉連絡会) 8月30日午前中、さいたま市中央区にあるさいたま新都心合同庁舎1号棟前の花壇に、福島第一原発の除染により生じた放射性汚染土が埋められてしまいました。抗議する市民、心配で様子を見にくる住民ら、およそ70名が合同庁舎前に集まりました。 国はこれまで首相官邸と経産省などの中央省庁の12カ所で花壇などの植栽に汚染土の...
〔映画の部屋〕『時には懺悔を』~ダメダメな人間たちが織りなす光
永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授) 本来なら1年4カ月前に公開されていた中島哲也監督の最新作『時には懺悔を』を初日に観た。前作『渇き。』の撮影・編集における俳優への性加害。そしてその俳優の自殺未遂。だが、わたしの情報不足かもしれないが、監督や制作サイドからの短い説明が出されただけな気がする。この10年あまり、世界の映画界を揺るがしてきた制作現場...
軍国主義教育復活に反対するオンライン署名運動にご協力を!
防衛省は『まるわかり(こども)防衛白書』(2026年版)を全国の小中高校生に配布しようとしています。その内容は中国、北朝鮮、ロシアを名指しで敵視し、子どもたちの敵対心を煽る一方、アメリカを同盟国としてアメリカと一体になって戦争することを肯定しています。これは、前の戦争で「鬼畜米英」と煽り、子どもたちを戦争へ駆り立てて行った軍国主義教育への逆戻りであり、憲法の平和主義に基づく教育を完全に否定するものです。
〔週刊 本の発見〕法の支配と日本の役割〜私たちのなすべきこと
<評者:志水博子> 毎木曜掲載・第447回(2026.8.27) 『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』(赤根智子著 文春新書) 8月19日のニュースを見て驚いた。米国トランプ政権が、本書の著者である赤根智子国際刑事裁判所(以下、ICC)所長を制裁対象に加えたというニュースだ。トランプ政権はICCそのものの弱体化を狙っており、国際的な司法ルールであ...
「自衛官の人権と生存を守るためには、外からの監視が必要だ」~裁判とシンポジウム開かれる
堀切さとみ 8月26日、現職自衛官によるパワハラ被害国賠訴訟(第五回期日)が行われた。東京地裁103法廷は老若男女で一杯。大学生も沢山来ていた。 原告の田村正一さん(仮名)は総務・人事幹部として14年間勤務したベテランだが、2022年7月突然に配置転換命令を受けた。まったく畑違いのグローバルホーク(GH)班。パイロットなどの技術がないと無理な部署である...
名古屋入管による仮放免者二家族の強制送還に抗議する!
小野政美(「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合・東海」&「エルクラノの会」&「わだつみ会」) 1.本日、2026年8月26日午前、名古屋入管による子どもたちを含む仮放免者2家族の強制送還に対して、「START(外国人労働者・難民と共に歩む会)」、「東海 仮放免者の会」、「外国人の人権を守る宗教者の会」名で8月19日に提出した「出入国在留管理庁 長官」...
































